2014-15シーズンのペイトリオッツ対コルツ戦でボールの空気圧が意図的に調整されていたとして、昨季開幕前にリーグはペイトリオッツとブレイディにそれぞれ処分を科した。ブレイディは開幕から4試合の出場停止が言い渡された。だが、のちに地裁の判断でブレイディの出場停止処分は無効とされ、エースQBは開幕戦から出場していた。
これをリーグは不服として控訴した。その判断が25日に控訴審で出され、リーグの処分はブレイディに対して公平性を欠くものではないと結論づけたのだった。
NFLではいかなる工作もボールに施してはならない。過去にはカロライナ・パンサーズ対ミネソタ・バイキングス戦で、ボールをサイドラインのヒーターで温める姿が映し出され、審判部門から注意を受けたことがある。
冬季の試合で石のように硬くなったボールを温め柔らかくしようとする行為だが、審判部門は「温める行為でもボールに手を加えることはできない」として全チームに通達した。
U.S. appeals court reinstates Tom Brady's four-game suspension: https://t.co/JofhXDw1Re (via @RapSheet) pic.twitter.com/rpVnPL4eKh
— NFL (@NFL) 2016年4月25日