ロアッソ熊本、震災後初のリーグ復帰…敗れるも最後まで全力プレー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ロアッソ熊本、震災後初のリーグ復帰…敗れるも最後まで全力プレー

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サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
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5月15日にJ2リーグ第13節が行われ、ロアッソ熊本はジェフユナイテッド市原・千葉と対戦。試合は0-2で敗れたものの、4月14日に発生した熊本地震の影響からリーグ戦を中止していた熊本が、久しぶりにJのピッチへ戻ってきた。

選手自身も被災し、車中泊などを経験した。短い準備期間でもできる限りのことをして臨んだ試合だったが、元日本代表FW巻誠一郎は「甘くなかった」と振り返る。

「震災の前が90分プレーした最後の試合で、特に後半は非常に苦しくて、何度も足が止まりそうになったし、何度も諦めそうになった」

後半には、ヒザに手をついて何度も苦しそうな顔を見せた。前半途中に相手選手のヒジが顔に当たるアクシデントもあった。それでも巻は、「熊本で苦しい思いをしている方々の顔が思い浮かんだ。僕らがきついのなんて小さなこと」と足を動かし続けた。

リーグ戦への復帰を果たした熊本にサッカーファンからは、「コンディションのよくない選手もいたけど気持ちは伝わってきた」「勝てれば最高だったけど、試合ができる状態まで戻ってきたことがよかった」「ロアッソさんお帰り。いろんな面でまだ整ってないかもしれないけど頑張って」などの声が寄せられている。

まだ震災の影響でホームスタジアムが使用できない熊本。22日の水戸ホーリーホック戦は日立柏サッカー場で行われる。



《岩藤健》

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