ウィルチェアーラグビー日本代表エース・池崎大輔 「自分自身をコントロールし自分に勝つ」
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5月19日から4日間行われた大会には、世界ランク上位4カ国チームが参加。リーグ戦を繰り広げた結果、日本は最下位だった。
「タイヤとタイヤに手をはさんじゃって、しびれや痛みも感じたので、ここを無理してやって悪化させるよりは…」と池崎選手。ベンチ入りして日本代表の戦いぶりを“俯瞰”し、試合後に感想を語った。
「どの試合についても、チームの課題、個人の課題というのを設定してやってるので、その課題をどれだけクリアできたかを自問自答しながらパフォーマンスで示していく。それをチームで、各ラインでディスカッションしながら共有しながらチーム力を高めていく。そういした繰り返しから、(チームが)伸びてきていると実感している」
「ぼくのいまの課題は、自分をコントロールすること。プレッシャーがある中で、自分のプレーがしっかりできること。終始、自分のスタイルでプレーすることが課題。それがブレてしまうと、視野が狭くなったり、パスのミスが出たり、動きが悪かったりというのが目立つので、やっぱり自分自身をコントロールして自分に勝つことを課題としてやっていきたい」
「(負傷し欠場したことについて)もどかしさはある。いつも試合に出てるんで、出れない悔しさが歩けど、出れないときはどういうラインでやっていくかっていう部分も強化すべきところ。アクシデントに対応できるチームであってほしいので、今回もいろいろいい経験ができたんじゃないかと」
「自分もベンチから見て学ぶこともたくさんあったし、声を出すことも今まで経験しなかったことができた。これからのプレーに活かしたい」
日本代表はエースの池崎選手、キャプテンの池透暢選手ともに30代。3カ月後のリオデジャネイロに向け、“イケイケコンビ”率いるウィルチェアーラグビー日本代表の課題克服とチーム強化は続く。
《大野雅人》
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