ドイツ出身のカリウスだが、かつてはマンチェスター・シティのユースチームに所属していた。しかしトップチームに上がることはできず、ドイツに戻ってマインツでプロデビュー。今季はブンデスリーガで34試合に出場した。
22歳にしてイングランド屈指の名門と契約したカリウス。クラブ公式サイトに掲載されたインタビューではイングランド再上陸の喜びや、ユルゲン・クロップ監督の存在が契約を後押ししたと語っている。
---:まずはリバプールへようこそ。公式にリバプールの一員となった気分はどうですか?
ロリス・カリウス選手(以下、敬称略):「リバプールの一員になれて非常にうれしいです。特別な歴史があるし、素晴らしいファンもいる。アンフィールドでプレーするのが楽しみです」
---:最初にリバプールからの関心を聞いたときはどう思いましたか?
カリウス:シーズン終盤のことでした。まずは自分のクラブでのプレー、良い形でシーズンを終えることに集中しましたが、もちろん話を聞いたときは本当に幸せでした。
---:このことについて最初に話した相手は誰ですか?
カリウス:私はいつも両親と話し合っているので、この件も最初に話したのは彼らでした。
---:我々はユルゲン・クロップ監督について話さなければなりませんね。彼の存在は今回の決定に影響しましたか?
カリウス:もちろん。彼は大きな要因でした。私は彼と話したし、良い感触を得ました。彼は選手に何を求めているか教えてくれました。
---:あなたはマンチェスター・シティに所属していたこともありますね。その経験は助けになると思いますか?
カリウス:僕はこの地域を知っているし、英語も話すことができます。僕はすべてを知っているし、ディフェンスのチームメイトが何を話しているかも分かります。正しい指示も与えられる。もちろん、僕を助けてくれるものですね。
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リバプールはシモン・ミニョレが正GKを務めてきたが、周囲を納得させるだけのパフォーマンスは見せられず、今夏の補強ポイントとされていた。
来季の巻き返しへ動き始めたリバプールにファンからは、「これは良い補強だね」「背番号1に5年契約。期待されてるな」「カリウスはシーズン終わったら移籍だろうなと思ってたが、まさかのリバプール!」「ブンデスから良い人材が出てしまうのは寂しいが、イングランドでも頑張ってくれ」「まだ22歳でもマインツでは毎試合出場してましたからね。向こう10年とはいかないまでも長く活躍してくれるでしょう。イケメンだし人気も出そう」などの声が寄せられている。