4月は防御率1.41、3勝1敗で上々のメジャーデビューを飾った前田。しかし5月に入ってから勝ち星が伸びず、この試合前まで5試合勝ちがなかった。今度こその思いでマウンドに登ったが、初回2死からマイケル・コンフォートの打球が右手を直撃するアクシデント。痛みで前田はうずくまる。
球場は騒然としたが、「そういうアクシデントでマウンドを降りたくなかった」と前田。続投を志願して5回無失点に抑えた。
気迫でつかんだ久しぶりの勝利にファンからは、「広島時代から根性ある選手だった。とはいえ、無理はしないでほしいな」「マエケン4勝目おめでとう!」「直撃シーン見たけど、よく5回まで投げられたな」「4勝目おめでとう。右手首大丈夫かな」など、祝福と心配の声が寄せられている。
チームはX線検査の結果、異常は見られなかったと発表した。
Kenta Maeda back on the mound for the 2nd after being hit by a liner in the 1st.#Dodgers, Mets, still scoreless. pic.twitter.com/21UMjoU4P3
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年5月28日