投手陣が打ち込まれ五回終了時点で2-12と大きく引き離されたマリナーズ。だが六回、1死からセス・スミスが四球を選んで出塁し、3連打で2点を返してなおも1死二、三塁。代打で登場した李大浩が3ラン本塁打を放ち、この回だけで5点を返す。
勢いが止まらないマリナーズは七回、1死から青木宣親が内野安打で出塁。再び打線がつながって2死満塁とするとカイル・シーガー、李大浩、クリス・アイアネッタ、ステフェン・ロメロ、ショーン・オマリーに連続適時打が飛び出す。この回2度目の打席を迎えた青木も適時打を放ち、この回だけで9点を奪って逆転した。
この勝利にファンからは、「見てるほうは面白かったよ。パドレスのファンは残念だったけど」「2死からシングルヒットだけで9得点は何かの記録になるんじゃないの?」「あきらめず戦い続けた結果だね」「こんな逆転劇は1986年のワールドシリーズ第6戦を見て以来だ」などのコメントが寄せられている。
マリナーズがツイッター上で行ったプレイヤー・オブ・ザ・ゲーム投票では、代打3ラン本塁打の李大浩が58%の得票率で選ばれた。
.@Mariners were down 12-2.
— MLB (@MLB) 2016年6月3日
They now lead 16-12 in the 7th. WOW: https://t.co/UEkAk74DxY pic.twitter.com/4stc8TQ2pM
What a night. So take your pick, who's your #MarinersPOG?
— #VoteMariners (@Mariners) 2016年6月3日