この日のコローンは本職の投球だけでなく、打って走って大活躍だった。三回に先頭打者として打席に入ると、外角寄りの球を右中間へ。巨体を揺らしながら二塁まで走った。
コローンは続くカーティス・グランダーソンの当たりが中前にポトリと落ちたのを見てスタート。全力疾走で三塁まで進む。さらに1死一、三塁と変わった場面ではヨエニス・セスペデスの犠飛で本塁に生還。自らリードを2-0に広げるホームを踏んだ。
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— Cut4 (@Cut4) 2016年6月17日
5月に誕生日がきて43歳になったコローン。ベテランの全力プレーに観客席からも大歓声が起こった。ピッチングでは八回に2失点して途中降板したものの、それまでは持ち前の投球術と制球力でパイレーツ打線を封じ込めた。
2005年サイ・ヤング賞投手の投打にわたる活躍にファンは、「今夜の彼は本当に素晴らしい活躍だった」「彼が走ってる姿は応援したくなると同時に、途中で心臓発作を起こさないか心配でもあった」「伝説は終わってなかった」「彼は特別な何かを持ってる人間だ」などのコメントを寄せている。
5月7日には42歳と11カ月でホームランを放ち、メジャー最年長初ホームラン記録を塗り替えたコローン。まだまだベテランは健在だ。
Put it in the books! #MetsWin! 6-4 #Mets!
— New York Mets (@Mets) 2016年6月17日
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