移籍決断の理由を「挑戦のない人生というか、壁にぶち当たらない自分は自分らしくないと思います」と語り、「失敗しても常に応援し続けてくれるファンがいる環境より、またゼロからその環境を作っていく挑戦と失敗の連続のほうが自分を高めてくれる」とドイツ行きの真意を明かした。
19歳でドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍するも、ハイレベルなレギュラー争いで勝ち残れず、ほとんど出場機会がないまま退団した宇佐美。2度目のブンデスリーガ挑戦に、「人生をかけた再挑戦」と意気込んだ。
「バイエルンに行ったときは経験をしに行ったというのが、挑戦よりも大きかったですし、今回は完全移籍ということもあり人生をかけた再挑戦ですね」
2度目の海外挑戦も舞台はドイツ。ブンデスリーガへのこだわりはあるかと聞かれると、「ドイツでなければ嫌ということはなかったんですけど、どこかドイツから帰ってきて、ガンバでやりながらもブンデスリーガの結果をフォローしている自分がいたりとか、どこかリベンジしたい、このままでは終わらせないという気持ちは頭の片隅にありました」と答えた。
宇佐美の海外再挑戦にファンからは、「海外で活躍して、キャリアの最後にガンバへ戻ってきてくれ」「お山の大将タイプかと思ったけど、コメント聞くと熱いな」「ガンバには絶対必要な選手だから寂しいし残念だけど、海外で活躍する姿も見てみたい」「覚悟が伝わってくる」などの声が寄せられている。
活躍して日本代表を引っ張っていける選手になりたい、チャンピオンズリーグで自分の名前を広げたいと抱負を語った宇佐美。25日の名古屋グランパス戦がガンバ大阪でのラストマッチになる。
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— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2016年6月21日