リオオリンピック自転車トラック日本代表の窪木一茂「まだまだいけると感じる」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リオオリンピック自転車トラック日本代表の窪木一茂「まだまだいけると感じる」

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ジャパントラックカップ「オムニアム」で優勝した窪木一茂(2016年7月10日)
ジャパントラックカップ「オムニアム」で優勝した窪木一茂(2016年7月10日) 全 9 枚 拡大写真
静岡・伊豆ベロドロームで7月9日・10日にジャパントラックカップIIが開催。リオデジャネイロ五輪自転車トラック日本代表の窪木一茂はオムニアムで優勝し、8月に向けて弾みをつけた。

男子オムニアムはスクラッチ(15km)、個人パーシュート(4km)、エリミネイション、タイムトライアル(1km)、フライングラップ、 ポイント・レース(40km)の6種目で行われる複合競技。伊豆ベロドロームの1周は250mだ。

リオデジャネイロ五輪でも男子オムニアムに出場する窪木は大会を振り返り、「自己ベストが出た種目があったので、オリンピックに向けて調子が上がっていることを確認できた」と胸をなでおろした。

窪木は昨年、ロードレースで全日本チャンピオンのタイトルを手にいれた。今シーズンからNIPPOヴィーニファンティーニに所属しており、5月は国内最大のステージレースであるツアー・オブ・ジャパンに参戦。ロードレースでの活動が多かったが、やっとトラックに専念できるようになった。

「ここ2カ月ロードレースに費やしていてパワーが落ちていることに不安だったが、みんなと同じ条件で練習以上のタイムが出せて、ちょっとホッとした。まだまだ調整は足りていないのでこれから上げていきたい」

今大会も調整の一環として参加。五輪本番まで1カ月だが、「もう少しパワートレーニングとウエイトトレーニングを入れたらタイムは短縮できる。(オムニアムの)タイムを見ても思ったし、自分のなかでもまだまだいけると感じる」と焦りはない。

「やれることは決まっているが集中して1日1日やっていきたい」と意気込みを見せた。

9日にはトラック日本代表への壮行会が開かれ、窪木のほか、中川誠一郎、渡邉一成、塚越さくらが子どもたちから花束を受け取った(脇本雄太は当日の落車の治療のため欠席)。

《五味渕秀行》

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