リオオリンピック公式空港、最新ネットワークと屋内ナビ・サービス提供
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ガレオン国際空港は、2016年夏季オリンピック・パラリンピックの公式空港。同空港ではリオデジャネイロ五輪に150万人の来場が見込まれることから、ネットワークインフラを高度化することが課題になっていた。
各ソリューションは、同空港のITネットワークインフラを高度化するために導入された。またモバイル・アプリは、構内APや約3000カ所に配備されたArubaBeaconと連携して経路探索・案内機能を提供する。これにより、有線/無線ネットワークが最新システムに刷新され、屋内ナビ・サービスの提供も行う。
HPE Arubaの各ソリューションの代表的な構成は、 200シリーズ802.11acアクセス・ポイント、7200シリーズ モビリティ・コントローラー、HPE 5130 HI Switchシリーズ、HPE 7910、HPE/Arubaネットワーク管理ソフトウェアなど。
ガレオン空港専用モバイル・アプリ「RIOgaleao」の供用を予定しており、利用者への運航情報や空港内ナビゲーションサービスの提供、プッシュ通知サービスの利用ができるようになる。またアプリと新しいネットワークを活用したチェックイン、保安警備、搭乗などの諸手続のスピードアップに向けた基盤整備に着手。旅客からの提案、苦情などを受け付ける窓口機能などの活用方法を調査している。
さらに、内部運用を強化するな施策として、職員による空港の運用/保守システムへのアクセス、空調、照明、水道設備等で供用されるIoT(Internet of Things)デバイスの制御・管理、外部企業による新Wi-Fiネットワーク経由の自社運用システムへのアクセスなどを検討。航空機システム、ネットワークとの相互乗り入れについても検討している。
《美坂柚木》
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