昨季オフにサンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となり、マリナーズに入団した青木。リードオフマンとしての役割を期待されたが、開幕から打率.245、出塁率.323と苦しみ、6月22日のデトロイト・タイガース戦を最後にマイナー落ちしていた。
ケガ以外の理由ではメジャー5年目で初の降格を経験した青木。AAAで16試合に出場して打率.369、4打点、出塁率.440の復調気配を見せ再昇格した。
後半戦始まってすぐメジャー復帰を果たした青木には、「ここからメジャー定着!ジャイアンツ時代の輝きをもう一度」「マイナーで結果も残したし本人は自信になったはず」「早く戻れて良かった」「あれこれ考えず、自信を持ってガムシャラにいけ!」などファンから今後の活躍を期待する声が寄せられている。
マリナーズのスコット・サーバイス監督は試合後、「彼を毎日起用するかは分からない。しかし、右投手には間違いなく起用するだろうし、左投手にもスポットとして起用していきたい」と青木の今後について話した。さらにサーバイス監督は球団公式サイトで「ノリは素晴らしい」と絶賛している。
「彼はマイナーに降格する際、我々が伝えたことすべてに取り組んでくれた。ベテラン選手がそれをするのは難しい。しかし、彼は良いチームメイトであり、懸命に働いてくれた」
試合は十一回にレオニス・マーティンがサヨナラ本塁打を放ち、マリナーズが6-5で勝利している。
#Mariners rally from down 4-0, win in walk-off fashion on Leonys' second homer. RECAP: https://t.co/9jErpT28nx pic.twitter.com/AFZjTWIZDP
— Mariners (@Mariners) 2016年7月20日