8時間前の12時にマラカナン駅に降り立つと、まず目に入ってきたのが改札や出入り口周辺に立哨する軍人たち。迷彩服の服に身を包み、手には銃を持っている。
緊迫した雰囲気は感じないが、あまりの多さに困惑した。
リオデジャネイロ五輪開会式が迫り、マラカナン・スタジアム周辺は警備を強化しています。 pic.twitter.com/qW5aNWOnGS
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月5日
以前からリオデジャネイロ五輪は治安の悪さが懸念されていた。在リオデジャネイロ総領事館公式サイトにある五輪特設ページでは治安情報が随時更新されているが、窃盗事件や強盗事件が並んでいる。
マラカナン駅からスタジアムまで続くペデストリアンデッキ上でも警備する姿がある。12時の時点では、ペデストリアンデッキを通ってスタジアムに行くには、プレスパスなど関係者であることが証明できないと通れないようだった。
リオデジャネイロ五輪の開会式に備えて、警備を強化します。 pic.twitter.com/YUgMsa5ga7
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この警備態勢はマラカナン駅に限ったことではない。二駅離れたリオメディアセンター最寄りの駅でも、多くの軍人が肩をそろえていた。近くに装甲車も配備されていた。
リオデジャネイロ五輪開会式が迫り、街には装甲車が登場。 pic.twitter.com/GiVD92LFnQ
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20台近くの消防車両がスタジアム方面に隊列をなして走って行くのを見かけた。“平和の祭典”である五輪を成功に導くためには犯罪が起こってはいけない。ブラジルの面目を保つためにも、総動員で警備に当たるのだろう。