1投目でトップに立ったのは、21メートル78を投げたジョー・コバックス(アメリカ)。だがクルーザーは2投目で22メートル22を投げると、全6投のうち3投が22メートル台。抜群の安定感を見せ5投目には五輪記録を更新する22メートル52のビッグスローも出た。
Ryan Crouser (#USA) wins #gold and breaks the OR in men's shot put! Result - 22.52m. Congrats! #Olympics #athletics pic.twitter.com/IgKQm5PNK5
— Olympics (@Olympics) 2016年8月19日
五輪3連覇を狙ったトマシュ・マエフスキ(ポーランド)は記録が伸びず、20メートル72の6位に終わっている。
砲丸投げの投法は大きく分けてグラインドと回転の2種類がある。これまで「オリンピックでは回転は勝てない」というジンクスがあった。だが今大会は表彰台に上がった選手全員が回転。
この結果に陸上ファンからは時代の転換点ではと注目する、「砲丸投げの新時代がくるか」「メダリスト全員が回転投法、1位は五輪新記録、グライドはメダルに届かず。インターハイの男子砲丸投も回転投法の選手が優勝して、高校歴代上位記録で投げてたし、日本でも回転が広まるかもね」「砲丸投に回転の時代が来るのか」との声が寄せられている。