デビッド・オルティーズに二塁打を打たれ、初回から得点圏にランナーを背負った田中。だがムーキー・ベッツを打ち取り無失点で切り抜ける。三回に1死満塁からオルティーズの犠牲フライで1点を失うが、その後はランナーを出しても安定した投球で得点は許さなかった。
7イニングを93球で投げ終えた田中は4点差でマウンドを降りる。今日はヤンキース勝利かという展開だったが八回、オルティーズの34号ソロでレッドソックスが反撃。
最終回も抑えのデリン・ベタンセスを休ませたいヤンキースに、強力レッドソックス打線が牙を剥いた。イニング途中からベタンセスを引っ張り出すと、3連打で最後はハンリー・ラミレスが25号さよなら3ラン。
最終回一挙5失点で田中の勝ちが消えた。
メジャー自己最多14勝目はならなかった田中だが、7回1失点の好投により、防御率でアメリカン・リーグ首位に躍り出た。ファンからは、「完投しないと勝ちつかないのか」「とにかくジラルディ(監督)をなんとかしたほうがいい」「オルティーズを歩かせなかったベンチが悪い」「好投しただけに勝ちつかなかたのは残念」などの声が寄せられている。
Score remains 5-1.#TanakaTime is through 6. #LetsGoYankees pic.twitter.com/bcWzGJAzKj
— New York Yankees (@Yankees) 2016年9月16日