【THE SPIKE】“下剋上”の視点で考察するプロ野球クライマックスシリーズ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE SPIKE】“下剋上”の視点で考察するプロ野球クライマックスシリーズ

オピニオン コラム
プロ野球OBがベストプレーヤーを選ぶ「PLAYER OF THE MONTH」8月にノミネートされた菊池涼介(広島)
プロ野球OBがベストプレーヤーを選ぶ「PLAYER OF THE MONTH」8月にノミネートされた菊池涼介(広島) 全 5 枚 拡大写真
プロ野球はレギュラーシーズンの戦いが終わり、今年もクライマックスシリーズ(CS)が間もなく開催される。

セ・リーグのファーストステージは、10月8日に東京ドームで2位巨人と3位DeNAが対戦。パ・リーグは同にヤフオクドームで2位ソフトバンクと3位ロッテの対戦し、それぞれ開幕する。

そのファーストステージを勝ち抜いたセ・パ両チームが10月12日から始まるファイナルステージで、各リーグのチャンピオンと日本シリーズ出場権をかけて雌雄を決する。

CSの醍醐味といえば、下位のチームでも日本一のチャンスを秘めている、いわば「下剋上」だ。

今回は下剋上という観点からCSについて考察してみる。

■初出場のDeNA、CS常連の巨人に挑む

今年最大の注目といえば、球団史上初のCS進出を果たしたDeNAだ。特に、本塁打と打点で二冠を達成し、侍ジャパンでも4番の有力候補と目される主砲・筒香嘉智の存在はとてつもなく大きい。

プロ野球史上初の3試合連続マルチ本塁打を記録するなど、当たり出したら止められない。筒香だけでなく、シーズン終盤で驚異的な活躍を見せたロペスもいる。特に決戦の場となるのが狭い東京ドームであることも、巨人バッテリーを悩ませることになりそうだ。


ちなみに今季の巨人とDeNAの対戦成績は14勝10敗1分け。DeNAが勝ち越している上、直近の試合で巨人に6連勝を挙げている。その上、2位のチームと比べて3位のチームにはプレッシャーがかからない。失うものが何もないからだ。

巨人にとって唯一の好材料は、東京ドームでの対戦が6勝3敗1分けと勝ち越していることになるか。


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《浜田哲男》

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