ジャイアンツがマディソン・バムガーナー、メッツはノア・シンダーガードの先発で始まった試合。変則左腕のバムガーナーが淡々とメッツ打線を抑え、100マイル(約160キロ)右腕のシンダーガードが熱投を見せる。
両投手ともに七回まで無失点を続けたが、先にメッツが投手交代。八回からアディソン・リードを2番手に送った。九回にはクローザーのジェウリス・ファミリアを登板させる。
今季51セーブを挙げた絶対的守護神だが、この日はジャイアンツ打線がつかまえる。先頭打者のブランドン・クロフォードが二塁打、アンヘル・パガンは三振に倒れたが、ジョー・パニックが四球でつなぐ。そして1死一、二塁で打席に入ったコナー・ギラスピーが、真ん中高めに浮いてきたファミリアの3球目を完璧にとらえる。
レギュラーシーズンでホームラン6本しか打っていない8番打者が、負けたら終わりの試合で決勝弾を放り込んだ。
九回裏もマウンドに上がったバムガーナー。3番のヨエニス・セスペデスから始まる好打順を3人で抑え、最後まで完璧に近い投球で4安打完封。敵地でメッツ打線を圧倒した。
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— SFGiants (@SFGiants) 2016年10月6日
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息詰まる投手戦となった試合にファンからは、「シンダーガードもいいピッチングしてたけど、バムガーナーの安定感がすさまじかった」「エースって先に失点しても、マウンドを降りてもいけないんだなと思った」「投手戦になると予想してたけど、それ以上の試合になった」「バンガーナとかいうポストシーズン男。レギュラーシーズンもすごいけど、ポストシーズンでは神がかってる」などの声が寄せられている。