16世紀に近郊の町、ポトシに銀山が発見されると、町は次第に行政機関などが配置され、重要な都市となっていった。
現在は最高裁判所が残る程度で、諸機関はラパスに移されてしまったが、だからこそゆったりと昔の面影を残す、住みやすい町となっている。町の法律によって壁はすべて白く塗られており、歩いているだけでも楽しい。世界遺産の町だということだ。
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ボリビアを1ヶ月ほど旅行したが、個人的には住むならダントツにこの街だ。治安も非常によく、深夜に出歩いてもほとんど問題ない。生活費や食費も安い。
地元の人々が通う市場は非常に広く、色々なものを見ることができる。夜は閉まってしまうが、中では安く食事もすることができる。チョリソーがおすすめ。チョリソーサンドイッチや、サルテーニャの食べ歩きも可能だ。絞りたてのジュースも捨てがたい。
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また、日本ではあまり知られていないようだが、町を歩けばスペイン語学学校が複数見つかる。この地でスペイン語を勉強してから南米を旅するバックパッカーも多いようだ。
複数顔を出し、手頃な価格で通える語学学校に私も通うことにした。簡単な英語でスペイン語を学ぶことができる。3学校ほど巡ってみたが、大体相場は同じだった。
先生と1対1のプライベートレッスンでは、1時間45Bs。(2016年9月時点で、1Bsはおよそ15円)グループレッスンはおよそ30Bsだ。
参考までに僕が通ったのは「Bolivian Spanish School」。ゲストハウスと一緒になっている。キャンペーン期間中で、レッスンをとれば宿泊費が半額だったのでここに决めた。ちなみに宿泊費は55Bsの半額、一泊27.5Bs。先生は地元の大学でも教員を務めるベテランで、素晴らしい授業だった。