小池百合子都知事、IOCのバッハ会長と会談 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

小池百合子都知事、IOCのバッハ会長と会談

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国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(左)と東京都の小池百合子都知事(2016年8月21日)
国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(左)と東京都の小池百合子都知事(2016年8月21日) 全 2 枚 拡大写真
東京都の小池百合子都知事が10月18日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談した。会談では小池知事からバッハ会長へ、2020年東京五輪・パラリンピックのコスト削減について説明があった。

『コンパクトな五輪』を掲げて他都市との招致レースに勝利した東京。だが、実際にかかるとみられる大会運営費や会場整備費は当初の想定をはるかに超え、理念は形骸化している。

「それぞれの会場の経費がいくらかかるのか、国民の多くの皆さまが詳しい数字までご存じになっている。良い選択をするために日本国民、そして特に都民のパブリックマネーを活用する点では、都民の皆様の納得が必要だと思っている」

小池知事の説明を受けたバッハ会長は、「東京大会の予算を精査することで費用が見えてくる。我々は協力してより実現しやすい数字を出すことができるだろう」と協力を約束。大会招致時の説明と現状が大きく食い違っていることには、「東京が大会招致でイスタンブール、マドリードに勝てたのは公平な競争をしたからだ。説得力ある案を出した。そのルールを変えないこと」と難色も示した。

都が新設する7施設の工事費が招致段階で示されていた約7000億円から、約3兆円まで膨れ上がったことにIOCのジョン・コーツ副会長は、「小池都知事や都の行政、組織委員会や日本政府とともに我々の経験を生かしながら、コストの削減ができるはずだ。予算の詳細はまだ見ていないが、現段階の数字はとても大きいと感じている」とコメントした。

《岩藤健》

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