日本シリーズ2016、2戦続けて“タナキクマル”が機能…勝利呼び込んだ
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広島の代名詞でもある“タナキクマル”が初戦に続いて機能した。1-1で迎えた6回裏、田中広輔内野手が日本ハム先発の増井浩俊投手から二塁打を放って好機を作ると、続く菊池涼介内野手がバントの構えから強硬に切り替えて左前打を放ち、俊足の田中は一気にホームへ。クロスプレーとなり一度はアウトの判定も、リプレー検証で判定が覆りセーフに。得点が認められ、貴重な勝ち越し点となった。
また、続く好機に、丸佳浩外野手がバントで二塁走者の進塁を試みると、この打球を増井が一塁へ悪送球。二塁走者の菊池は一気にホームインし、流れは完全に広島へ傾いた。
初戦でも、田中が安打で出塁した後に菊池が犠打を決め、丸が適時打で走者を返す流れるような攻撃で貴重な追加点を挙げたが、この日も“タナキクマル”が躍動した。これで、対戦成績は広島の2勝0敗。最高の形で敵地・札幌ドームに乗り込むことになった。
広島は今季、ホームのマツダスタジアムで51勝20敗1分けの勝率.718と圧倒的な強さを見せている。しかし、日本ハムも札幌ドームでは45勝24敗2分けの勝率.652と高い勝率を誇る。広島は2連勝した勢いが確かにあるが、札幌の地で形成が変わる可能性も大いにある。まだまだ勝負の行方は分からない。
いずれにせよ、日本ハムは広島の“タナキクマル”を抑えることが勝利の条件となりそうだ。
《浜田哲男》
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