2016年ツール・ド・フランスからフルームの他に、ポイント賞のペーター・サガン(ティンコフ)、山岳賞のラファル・マイカ(同)、新人賞のアダム・イェーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ)が登壇。開催4年目で初めてさいたまにツール・ド・フランス4賞ジャージがそろった。
4度目の出場となるフルームは「戦略は他の選手と相談するよ」と余裕の表情を浮かべ、初出場のイェーツは「僕にとってアジアで初めてのレース。強豪がいるので難しいレースになる。とにかく頑張りたい」と語る。
ツール・ド・フランス・ジャパンチームとして走る新城幸也(ランプレ・メリダ)と別府史之(トレック・セガフレード)、国内チーム選手代表で窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティーニ)も登場。2月のレースで骨折した新城だが今年は80レースを走り、「1年走り切ったなって感じ」と振り返る。明日はシーズン締めくくりのレースだ。
また、さいたま市教育委員会が平成28年度よりすべての市立小中学校で取り組んでいる英語教育「グローバルスタディ」の一環として、中学生リポーター体験も行われた。中学生代表として、さいたま市立与野南中学校の2年生1名、3年生2名が選手に英語で「マイカ選手は、自転車に乗っているとき怖くありませんか?」など素朴な疑問をぶつけた。マイカが「サガンの後ろを走っているときは怖いよ(笑)」と返すと会場は笑いに包まれた。
今年は本場ツール・ド・フランスの沿道の人気者「悪魔おじさん」も来日している。テレビで見かけるあの格好でさいたま市内を歩いており、こちらも話題になっている。
#悪魔おじさん が乱入!囲み取材の場で写真をお願いされたので、撮ってあげました。 pic.twitter.com/l5PyIxUUSi
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年10月28日