試合は前半6分、湘南の山田直輝がDFをかわしながらエリア外からシュート。これが決まって名古屋はいきなり先制を許す。さらに前半37分、湘南は右サイドからのクロスを高山薫が押し込んで加点。名古屋は前半を0-2で終える。
後半5分にセットプレーからエリア内で選手が倒され、名古屋はPKを獲得。シモビッチが決めて1点差に追い上げた。勢いづく名古屋はボールを保持して自分たちの時間帯を作るが、そこからゴールネットを揺らすまでには至らない。すると後半15分、山田と競り合った田中マルクス闘莉王が自陣深くで転倒、ボールを奪われダメ押しの3点目を決められた。
【明治安田J1 2nd 第17節 名古屋vs湘南】
— Jリーグ (@J_League) 2016年11月3日
田中 マルクス闘莉王「本当に悔しくてしょうがない」
山田 直輝「僕たちは湘南らしさを出すだけだった」
選手・監督コメントを公開しました!▼https://t.co/nTv8RysIWO #Jリーグ pic.twitter.com/ZSs2cWdJyt
Jリーグ発足当初から参戦してきた名古屋。初のJ2降格にファンからは、「1年ではい上がれる気は今はしないね」「ここ数年のサッカーではJ2でも厳しいよ。もっと必死にやらないと」と厳しい声が多い。
ファンからは闘莉王に対する、「闘莉王は復帰してからめちゃくちゃ頑張ってた。お疲れ様でした」「結果は残念だけど闘莉王のことが少し好きになった」「闘莉王の去就はフロント次第でしょうが、J2でも見たいです」などの声も寄せられている。
所属先なしの状態から名古屋に復帰、第11節のアルビレックス新潟戦で公式戦293日ぶりのピッチに立つと、ここまで精神的な支柱としてチームを支えてきた闘莉王。最終戦ではミスもあったが、その貢献度や献身的な姿はファンの胸を打った。
FT:名古屋グランパス 1 - 3 湘南ベルマーレ
— 名古屋グランパス 公式 (@nge_official) 2016年11月3日
ファン・サポーターの皆様、頂いたご声援に応えることができず、申し訳ございませんでした。敗戦の結果、来季はJ2でリーグを闘うことになりました。
最短でJ1に戻るべく全身全霊で闘います。来季もご支援頂けますようお願いいたします。