「長期的なレガシーへの貢献」に期待…東京オリンピックに関する意識調査
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オリンピックのスポンサー活動を行っている企業、ブランドの商品やサービスについてどう思うかを尋ねたところ、72％が「商品やサービスに対して好感が持てる」と回答した。一方、「オリンピックスポンサーの商品を購入する」と回答したのは20％に過ぎなかった。スポンサーに期待することには、「オリンピックがもたらす長期的な資産（レガシー）への貢献」45％が挙げられた。
東京オリンピック・パラリンピックに対して、「とてもネガティブ・否定的」もしくは「ややネガティブ・否定的」と答えた回答者は15％。東京オリンピック・パラリンピックは様々な問題に直面してきたにも関わらず、大会に対して「とてもポジティブ・肯定的」もしくは「ややポジティブ・肯定的」と回答した人が60％に達している。
特に肯定的だったのは50歳～69歳のグループ。「とてもポジティブ・肯定的」もしくは「まあまあポジティブ・肯定的」と回答した人が68％いた。「とてもネガティブ・否定的」もしくは「ややネガティブ・否定的」と答えた人は、全回答者の平均値をさらに5ポイント下回る10％に留まっている。
東京オリンピック・パラリンピックから最も連想される言葉には、「挑戦」23％、「チームワーク」20％、「友好的」「礼儀正しい」「情熱」15％が挙げられた。長期的な資産（レガシー）として期待されているのは、「競技会場の公共施設などへの有効活用」46％、「公共交通機関の利便性の向上」38％、「通信環境の整備（Wi-Fi等）」32％。マイナスの側面には、「経済的な負担」52％、「混雑」40％、「治安の悪化」39％が挙げられた。
《美坂柚木》
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