フランス・マルセイユが2024五輪マリンスポーツ会場招致に名乗り…来夏に東横インも開業 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フランス・マルセイユが2024五輪マリンスポーツ会場招致に名乗り…来夏に東横インも開業

スポーツ 短信
マルセイユは24の港を持つマリンスポーツのパラダイス
マルセイユは24の港を持つマリンスポーツのパラダイス 全 10 枚 拡大写真
フランス・マルセイユが2024年五輪・パラリンピックのマリンスポーツ会場誘致に意欲を示した。2020年東京大会の次の五輪・パラリンピックに立候補しているパリが開催地となった場合、800km離れた同市でセーリング競技などを開催したいという。

地中海に面した港町のマルセイユは、42kmの海岸線に監視員のいる15のビーチがある。100団体におよぶマリンスポーツ協会や各種クラブがあり、ヨット、ボート、シーカヤック、スポーツフィッシング、パワーボート、サーフィン、カイトサーフィンなどが楽しめる。

とりわけ五輪種目のセーリング競技に関してはフランスのトップレベルの環境を誇り、同国代表選手のトレーニングの拠点となっている。トップアスリートの半分はマルセイユにあるクラブの出身で、リオデジャネイロ五輪代表に選ばれた選手も多い。

マルセイユの観光名所であるビューポール(旧港)

レジャー観光やクルージングを発展戦略の柱と掲げる同市は、観光地としての魅力を高めるために10年で7億ユーロ(約900億円)超の投資を敢行。2013年には欧州文化首都、2017年には欧州スポーツ首都を務める。

宿泊施設の充実も五輪マリンスポーツ会場招致に向けての決め手だ。豪華なリゾートホテルだけでなくリーズナブルなエコノミーホテルの開業を支援。フランスのイビスホテル、米国のホリデーイン、そして日本のビジネスホテルチェーンである東横インがオープンを予定している。

東横インはマルセイユがフランスでの1号店となり、2017年夏の開業を目指す。場所はマルセイユの新ビジネス街、ユーロメディテラネ地区にあるサンシャルル駅近くだ。

日本人観光客向けに日本語版のスマートフォンアプリも製作し、日本人旅行者の獲得も合わせてはかる。

2024年五輪・パラリンピックの開催地決定は2017年9月。

《山口和幸》

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