大谷翔平、ピッチャーに充実感…初のWBC出場にワクワク
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
WBCの本戦全試合や侍ジャパンの強化合宿を放送するスポーツテレビ局のJ SPORTS(ジェイ・スポーツ)が1月20日に『J SPORTS 開局20周年プレス発表会』を行い、ゲストのひとりで大谷を招いた。
大谷はWBCに向けて「実感はない」と話し、「いつもテレビで観ていた大会に自分自身が出るワクワク感がある」と気持ちを語った。
WBC公認球はプロ野球で使っているものとは異なる。自主トレーニングを開始した大谷はWBC公認球も試しているが、「そこまで神経質にはなっていない。実戦で使ったときにどうなるかはわからないので、今の段階ではどうなるかは何とも言えない」と気にしてはいないようだ。
侍ジャパンに招集される唯一のメジャーリーガーで、かつて侍ジャパンのWBC連覇にも貢献した青木宣親(ヒューストン・アストロズ)の存在を大谷は心強く思う。「勉強になることがたくさんあるんじゃないか」と先輩とプレーすることへの期待を口にする。
プロ野球では二刀流の大谷。侍ジャパンで二刀流として起用されるかはまだわからないが、本人はマウンドに立つ方がより魅力を感じるようだ。
「ピッチャーの場合はゲームを壊してしまうんじゃないかという不安はある。いい試合をやって勝ったときはすごく嬉しいし、そういう意味ではピッチャーの方がゲームに対する集中や充実感は上なのかと思う」
メジャーリーグ界からも熱い視線が寄せられる大谷。プロ野球開幕前のWBCでどのような躍動を見せるか、日本中の野球ファンが期待を寄せている。
《五味渕秀行》
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