レアルが痛恨の黒星、開始10分の2失点にジダン監督も落胆「様々な部分が足りなかった」
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
開始4分でシモーネ・ザザに見事なボレーシュートを決められたレアル。5分後には敵陣でボールを失い、素速いカウンターから一気にゴールネットを揺らされてしまう。対するレアルも前半44分、左サイドのマルセロが送ったクロスにクリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせて1点を返した。
1-2で折り返したレアルは後半17分、ハメス・ロドリゲスに代えてガレス・ベイルを投入。3ヶ月ぶりの"BBC"そろい踏みで勝ち点獲得を目指したが追いつけなかった。
試合後の会見でジダン監督は「最初の10分で敗れた」と話し、集中しきらないまま試合に入った立ち上がりを悔やんだ。
「ボール扱いの面は本当に良い形でスタートできて、良いサッカーができていたしゴールを奪えるチャンスもあった。だが決めきることができず相手に2点目を決められてしまった。反撃の時間は80分間あり実際に反撃もしたが、今日は様々な部分が足りなかった。だが、サッカーはそういうものだ」
消化ゲームが2試合少ない状況で2位のバルセロナに勝ち点1ポイント差のレアル。2試合とも勝って勝ち点6を積み上げれば首位固めは盤石だっただけに、「勝ち点獲得のチャンスを生かせなかった。自分たちの責任だ。何も言い訳はできない」とジダン監督の表情も険しかった。
《岩藤健》
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