DAZNでは26日に行われたJ1リーグ開幕節「ガンバ大阪対ヴァンフォーレ甲府」の放送を予定していたが、試合開始時刻になっても映像が配信されなかった。同日のJ2リーグ開幕節『愛媛FC対ツエーゲン金沢』でも配信中に問題が生じたほか、夜間にはJ2リーグ全試合の見逃し配信が利用できないトラブルもあった。
【お知らせ】現在、G大阪vs甲府のライブ配信がご覧いただけない状況です。大変申し訳ございません。出来るだけ早い復旧に向けて、現在作業中ですので、今しばらくお待ちください。
— DAZN ダ・ゾーン ヘルプ (@DAZN_JP_Help) 2017年2月26日
25日にも試合中に放送が途切れるアクシデントが発生しており、DAZNによるJリーグ中継は2日続けてのトラブルに見舞われた。
開幕戦を楽しみにしていたファンからは、「Jリーグが見たくてスカパー解約してダゾーンと契約したのに、今後もこのような問題が続くなら解約したい」「見逃し配信が試合開始前5分間だけとかになっててふざけてるのかと思った」「ダゾーン側の問題なのに視聴者が悪いかのようなエラーコード吐き出すのはなんなの?」「土曜日の不具合に関して説明がないってことは、「少し止まったり飛んだりしたけど、一応観ることが出来たんだから良しとしてくれ」ってことなのかな?」「今はまだ無料期間の人が多いだろうけど、正規料金をとられてこんなサービスなら有り得ないわ」と厳しい声が寄せられている。
昨日のJリーグライブ配信視聴時の不具合につきまして本日公式プレスリリースを発表いたしました。お客様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。公式プレスリリースの公表内容は下記のリンクよりご確認いただけます。https://t.co/Kz6TBAb7JQ
— DAZN ダ・ゾーン ヘルプ (@DAZN_JP_Help) 2017年2月27日
DAZNは原因について、「配信映像へ方式変換するプラットフォームにあるスケジューリングシステムの構築誤差が起因したと予測されます。DAZNプラットフォームにて障害の対処を試みるも非常に稀な事象であったため即時復旧に至らず時間を要してしまいました。尚、中継制作による障害ではありません」と説明しているが、これに対しても「確かに原因は説明の通りかと思いますが専門用語を並べるだけでなく知識を持たない者にも分かるよう補足してください」と不満の声が聞こえる。
ジェームズ・ラシュトンCEOは、「まずは、原因の徹底究明と今後の改善に全力を尽くすことで、今後このような事態が起こらないように取り組んでまいります」とコメントしているが、ファンには大きな不安と不満の残る開幕戦になった。
なお今回のトラブルへの救済措置として、JリーグはYouTube公式チャンネルで試合映像を無料公開している。
【公式試合映像(前半)】愛媛FCvsツエーゲン金沢 明治安田生命J2リーグ 第1節 2017/2/26 - YouTube
【公式試合映像(前半)】ガンバ大阪vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J1リーグ 第1節 2017/2/26 - YouTube