清宮も斎藤もラミレスも喰らう「すた丼」に春限定新メニュー 3/1より
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
あの“すた丼”をメインに展開する同社が、春限定(3月1日~4月30日)メニューとして開発したW×Wローストビーフ丼は、牛モモ肉のローストビーフと牛バラ肉という2種類(W)の肉に、ローストビーフソースと「ガリマヨソース」のWソースでまとめ“ダブル丼”。
ガリマヨソースは、クリームチーズソースをベースにマヨネーズとガーリックペーストを組み合わせ、「すた丼屋らしいガツンとパンチの効いた丼に仕上げた」という。すた丼といえば、「ニンニクと肉をガッツリ喰いたい」という男たちにこれまで支持されてきたが、この春限定メニュー開発には、女性視点を採り入れたと昆野係長はいう。
「もともと、“すた丼好き”な既存ユーザーは、男性が8、女性が2という割合。たとえばビジネス街などのエリアによっては、スーツ姿の女性たちも来店する。よく見ると、口臭ケア剤やミント剤などを大量に抱えている。それだけ“食べたい”という想いがある。そんな女性たちにもすた丼の魅力を広げたく開発にかかわった」(昆野係長)
「1971年に登場したすた丼。90年代に学生やフリーターで過ごした世代、いまの30~40代の男性がメインユーザーを占めている」(小津課長)という“すた丼界”に、若い世代のファンをつくりたいという想いでこのW×Wローストビーフ丼が生まれた。
ビジネス街では、スーツ姿の男女来店客もいるというが、地方や学校が多いエリアはまた客層が違うという。
部活仲間ですた丼を求めて来店するグループは、「部活帰りのジャージ姿の女子たちは、男子といっしょに行かないと、こういう店に入れない。男子友だちと行くことで、すた丼の味も知ってもらえるし、スタミナもボリュームもガッツリなメすた丼の“幅”を体感してもらえる」と昆野係長は話していた。
体育会系に支持されるすた丼。女性視点を採り入れた新メニューで、若い女性の注目は得られるか。小津課長は、野球界で愛されているすた丼のエピソードについて、こう教えてくれた。
「2000年代初頭、渋谷の店舗にはラミレス(現・横浜DeNAベイスターズ監督)も愛妻といっしょに渋谷の店舗に通っていた。国分寺の店舗は、当時のハンカチ王子(斎藤佑樹、北海道日本ハムファイターズ)や、早実(早稲田実業)の清宮幸太郎選手も来店してくれる。店員は忙しいせいか、彼らスターの存在にいつも気づかないらしいけど」
「すた丼」は1971年、東京都国立市に創業した『サッポロラーメン国立店』で産声をあげた。店主の「若いヤツらに安くてうまいものを腹いっぱい食べさせたい』という想いが込められて、試行錯誤の末に生み出された。
もともとは従業員のまかない飯として考案され、常連客の間でうわさが広まり、結局、ラーメン屋のメニューとして販売されることに。その味とボリュームのインパクトで、東京多摩エリアに広まったあと、ユーザーの声などから、すた丼を主力商品とした『名物すた丼の店』が開店した。
《大野雅人》
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