メキシコとの初戦では最終回に4点差を逆転しサヨナラ勝ちしたイタリア。勢いそのまま初回から得点を重ね、四回終了時点で5-0とリードした。しかし、ここからベネズエラも反撃を見せ、試合は激しい点の取り合いになる。
ベネズエラは同点の九回に捕手のサルバドール・ペレスが2ラン。2015年ワールドシリーズMVP男の一発で勝ち越しに成功する。これで決着したかとも思われたが、この裏にイタリアが2点を返し追いつく。さらにベネズエラは中継プレーとホーム上の接触で投手のフランシスコ・ロドリゲス、捕手のペレスが同時に負傷するアクシデント。
苦境に立たされたベネズエラだが、十回にホセ・アルトゥーベが1アウトからヒットで出塁。マーティン・プラドのタイムリーで勝ち越し、最後はホセ・カスティーヨが裏の反撃を封じた。
プラドは5打数5安打、3打点のほか守備でも観客席にダイブしながらファールをキャッチするなど、攻守で活躍した。
Come to ballpark, get up close and personal with a superstar. https://t.co/Sk4z7UbO2N #WBC2017 pic.twitter.com/6KulvQbhLK
— MLB (@MLB) 2017年3月12日
この試合に野球ファンからは、「自分が応援してるチーム以外だったら見てて最高の試合だった」「面白い試合だったけど負傷者が出たのは後味悪かったね」「ベネズエラは勝ち上がって欲しいけど2試合連続二桁失点する投手力じゃ難しいな」「イタリアは勝ち方も負け方も派手だな」などの声が寄せられている。