【WBC2017】侍ジャパン・牧田和久、10回11回をパーフェクト投球…抜群の安定感で勝利呼び込んだ
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日本は5回表に小林誠司捕手(巨人)の適時打で6-5と勝ち越すと、その後はリリーフ陣が踏ん張り1点リードをキープしたまま9回までこぎつける。しかし9回裏、この回からマウンドに上がった則本昴大投手(楽天)がオランダ打線につかまり土壇場で追いつかれると、試合は延長戦へ。10回以降は牧田和久投手(西武)にマウンドを託した。
延長10回裏、牧田がテンポのいい投球でオランダ打線を三者凡退に抑えると、タイブレークに突入した11回表、中田翔内野手(日本ハム)が値千金の2点適時打を放って8-6と勝ち越しに成功。11回裏、再びマウンドに上がった牧田は無死一、二塁から始まるタイブレークでも落ち着いた投球を見せ、走者をホームに還さなかった。
強打を誇るオランダの打者6人に対し、無四球無安打無失点の完璧な投球を見せた牧田。今後も続いていく厳しい戦いでの活躍に期待がかかる。
《浜田哲男》
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