元ヤクルト投手・伊藤智仁の半生を綴った「幸運な男」発売
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「幸運な男」は、古田敦也に直角に曲がると言わしめ、野村克也が私が見た中でナンバーワンと感嘆した“高速スライダー”を武器に活躍した投手 伊藤智仁を書き下ろした初の書籍だ。伊藤のデビュー戦から最後の一日までを見届けたノンフィクション作家 長谷川晶一の書き下ろし作品となる。
伊藤は1993年にデビューすると、たび重なる故障により、過酷なリハビリ生活を送った。一度はカムバックを果たすが、その後も故障を繰り返し、現役を2003年に引退。世間からは「悲運のエース」と呼ばれた。しかし、伊藤は悲運ではなかった。現役11年、コーチ14年。今シーズン限りでヤクルトを退団する伊藤自身、野村克也、古田敦也、岡林洋一、石井一久、館山昌平、由規、篠塚和典、立浪和義ら当時のチームメイトや対戦相手等の関係者が真実を語っている。
四六判、384ページ。価格1,800円。電子版価格1,600円(インプレス直販参考価格)。各税抜き。12月15日(金)には、同書購入者を対象にした出版記念イベントを八重洲ブックセンター本店にて開催。参加無料。申込み等詳細は、八重洲ブックセンターホームページにて告知中。
《美坂柚木》
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