---：どういったきっかけがあって、ローラースキーに転向してきたのですか。
小島：ローラースキースポーツは、まだ日本で知名度が全然ないのですが、僕らが菅平で合宿をしていると、一般の人たちの関心と食いつきがすごくいいんですよ。ですので、この種目の魅力をもっと伝えていきたいなというところがありますし、私自身そのローラースキーが得意な競技でもあるので、もっと自分の能力を生かしていきたいなと思っています。
■下りは70～80キロ。最後までレースの駆け引きが続く。
---：小島さんの思うこの競技の魅力は？
小島：スピード感です。実際下りに行くと70キロ、80キロを優に超すので。また、一斉スタートで行われるようなレースですと、最後までレースでの駆け引きがあって、スプリント勝負があったりと、駆け引きは面白いですね。
---：クロスカントリーとの違いは？
小島：雪とアスファルトというところが大きな違いなんですが、ローラースキーになると、ベアリングなどの整備が必要になってきます。タイヤの整備など、マシンのメンテナンス等の技量もすごい必要になってくるので、そのコンディションによってタイヤを選択したりだとか、チップ、アスファルトに刺さるものの強度を変えたりだとか、そういったところにも気を遣います。
---:全部ご自分で？
小島：そうですね。一応大会に行くと、メーカーのメカニックがいるんですが、こういう形で行きたいということは伝えますね。
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