【THE REAL】サポーターから日本代表へ…塩谷司がロシアの地で完結させる8年越しのシンデレラ物語 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE REAL】サポーターから日本代表へ…塩谷司がロシアの地で完結させる8年越しのシンデレラ物語

オピニオン コラム
塩谷司 参考画像(2015年1月9日)
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6月から幕を開けるワールドカップ・ロシア大会出場をかけたアジア2次予選へ向けて、日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督が不安を覚えているポジションがある。

国内組を対象として、5月12日から1泊2日のスケジュールで実施された日本代表候補合宿。28人のJリーガーを招集した指揮官は、選考理由のなかでこんな言葉を残していた。

「我々は右サイドバックに問題を抱えている」

ファーストチョイスとなる内田篤人(シャルケ)は右ヒザの故障で戦線離脱を強いられていて、現時点で復帰のめどは立っていない。チュニジア代表戦で先発した酒井宏樹(ハノーヴァー)、左右両方のサイドバックでプレーできる酒井高徳(シュツットガルト)はともに所属チームで出場機会を失っている。

■代表候補として白羽の矢を立てられた意外な選手

所属チームでポジションを確保することを海外組に厳命している指揮官だけに、今後において2人の酒井を招集するかどうかはわからない。ゆえに「問題を抱えている」となるわけだが、代表候補として白羽の矢を立てられたのは意外な選手たちだった。

先のミニ合宿で右サイドバックとしての適性を試されたのは、塩谷司(サンフレッチェ広島)と丹羽大輝(ガンバ大阪)。所属チームではセンターバックを務める2人を招集した理由を、指揮官はこう説明する。

「彼らは日頃から4バックでやっているわけではないが、右サイドバックをより向上させるためにも、どれだけやれるかを見たい」

可能性を秘めているのは、アルベルト・ザッケローニ元監督が昨年4月に行った日本代表合宿でも右サイドバックとセンターバックの「二刀流」を試されている塩谷と言っていい。


塩谷司

ハビエル・アギーレ前監督のもとで、昨年10月に行われたジャマイカ代表戦で念願の初キャップを獲得。遅咲きの26歳はしかし、波乱万丈に富んだサッカー人生を送ってきた。

【塩谷司がロシアの地で完結させる8年越しのシンデレラ物語 続く】
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《藤江直人》

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