【Next Stars】怪我を乗り越え、五輪を目指して泳ぐ女子大生のリアル…山根優衣選手インタビュー 3ページ目

---：水泳部や、クラブの先輩たちは就職活動などに取り組んでいるのでしょうか？

山根：大学を卒業してからも水泳を続けていく人はそう多くなく、水泳と就職活動を並行しながら行っている先輩も沢山いますし…。現役を続けるという人も勿論います。

---：企業内の水泳部に所属するということですか？

山根：企業に入ったからといって、そこにコーチがいて指導を受けられるというわけではないです。企業によっても大きく違って、例えばスポーツ系の企業に入ったとしたら、そのチームで活動できます。でも、そういった企業に入らなかった人は、専属のコーチがいるわけでもないので、名前だけ置きながら、自分が所属していた大学のコーチの元で練習をしたりします。企業によって環境に違いがあるようです。

---：スポンサーについていただくことは共通でも、そこでの練習環境には差があるのですね。「就職」という形ではない？

山根：「就職」というよりも、「契約」という形の方が近いと思います。中には仕事をこなしながら競技を続けている方もいるでしょうし。私が所属しているセントラルスポーツは、社員の人が2人います。たまに水泳を教えに行くような仕事をこなしていますが、基本的には競技生活を優先しています。

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