■オリンピックを目指して…怪我を乗り越え、年々タイムを縮め続ける
---:今後の目標は。
山根:日本選手権は、(注1)世界水泳の選考会と(注2)ユニバーシアードの選考会と両方を兼ねていました。一部の選考基準をクリアした人たちが世界水泳の選抜に選ばれ、彼らを除いた選手の中で、ユニバーシアードの代表選抜が行われました。
私は世界水泳の選抜はクリアできませんでしたが、今年初めてユニバーシアードの代表に選ばれることができました。緊張もするだろうけれど、ここでの経験を糧にして、来年のオリンピックに挑戦していきたいと思っています。
さらに2016年はユニバーシアードのような大会もなく、オリンピック一本なので、周りのレベルも上がってくるので、自分のレベルもさらに上げていかないといけないと思っています。
Posted by 山根 優衣 on2013年11月17日
(注1)【水泳日本代表の選考基準】
1)日本水泳連盟の定めた派遣基準記録を突破していること
派遣基準記録は世界ランキングをもとに設定したタイムであり、国際大会では16位以内に相当するタイム。
2)日本選手権で2位以内に入賞すること
自由形は世界のレベルが非常に高く、リレーは上位4名が選抜される。
(注2)ユニバーシアード…国際大学スポーツ連盟(略称 FISU)が主催する総合競技大会。全世界の学生たちが集まり、一般に「学生のためのオリンピック」「世界規模のインカレ」といわれる。
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