【高校野球】興南が粘って終盤に逆転、鳥羽はベスト16で力尽きる
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五回を終了して試合は鳥羽が3-1と2点リード。2010年以来、5年ぶり2度目の優勝を目指す興南は六回、2連打で一死二塁、三塁とし佐久本一輝がショートゴロを打つ間に三塁ランナーが生還した。
鳥羽は再三のピンチを最少失点で切り抜けるが、それでも七回、八回に連続で点を奪われ、打線は七回以降ノーヒットに抑えられる。
2点をリードされる重苦しい展開でもあきらめず、終盤に見事な粘りを見せた興南。準々決勝の相手は、抜群の身体能力で注目されるオコエ瑠偉の関東一に決まったが、我喜屋優監督は「相手がどこでも自分たちの野球をするだけです」と意気込みを語った。
接戦を物にした興南に「興南旋風を巻き起こして優勝を目指して頑張れ」「ほんとにハラハラする試合だった!」「高校野球はやっぱええなー」など、劇的な勝ち上がり方で目が離せないという声が多い。
また、「興南の応援やばかったなー。みんな指笛できんのかいな」「指笛がすごすぎる。外野席も端っこは興南応援席と化してる」と情熱的な応援にも注目が集まった。
《岩藤健》
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