メッツのベテラン右腕コローン、19年目で初ホームラン

ニューヨーク・メッツのベテラン右腕バートロ・コローン投手が5月7日、サンディエゴ・パドレス戦でキャリア初となる本塁打を放った。メジャー19年目での第1号に球場は盛り上がった。

キャリア226度目の打席に入ったコローンは、パドレス先発のジェームズ・シールズ投手が投じた直球をフルスイング。打球は高々と舞い上がってレフトスタンドに消えた。予想外の一発に敵地のファンからも歓声が送られた。

5月24日で43歳になるコローン。ランディ・ジョンソンが保持していた、40歳という『メジャー最年長初本塁打記録』を大幅に塗り替えた。

本業は投手だが180センチ、129キロの体格から豪快なフルスイングでヘルメットを飛ばす空振りも人気だったコローン。予想もしなかった一発に野球ファンからは、「コローン初ホームランおめでとう」「コローン初ホームランで笑ってしまった。しかも打たれたのがシールズか」「コローン初ホームランだったのか。確かに打つイメージまったくないわ」などの声が寄せられている。

1997年からメジャーで投げ続けているコローン。通算での打撃成績は打率.092、1本塁打、11打点となった。