1.ロス・山下泰裕
1984年ロサンゼルスオリンピック男子柔道無差別級で、優勝候補筆頭であった山下に、アクシデントが起きた。2回戦でアルトゥル・シュナーベル(西ドイツ)と対戦した際に、軸足の右ふくらはぎの肉離れを起こし、試合終了後、会場を後にする姿は、誰もがわかるほど重症だった。
そんな中で迎えた決勝戦。相手のモハメド・ラシュワン(エジプト)はコーチから「最初の1分間は勝負に出るな」と指示されていたのにも関わらず、正々堂々と勝負を挑んだ。結果4試合連続となる、1本勝ちで金メダルを獲得。ラシュワンは表彰台に登ろうとする山下に手を差し伸べ、友情の証として、世界から評価された。
史上最強の柔道家・山下泰裕!
— gorin.jp (@gorinjp) 2016年7月19日
ロス大会男子柔道無差別級の決勝、
山下は右脚を負傷しながらも
驚異的な精神力と高い技術で金メダルを獲得!!
優勝を決め、山下が涙する姿に
日本中が感動しました!https://t.co/icMVcLCBVW#オリンピック #リオまでとどけ