ZOZOマリンの強風に苦しみ毎回の6四球を出した佐々木。だが要所を締め失点は三回に西川遥輝のタイムリーで失った1点のみ。五回には1アウト二塁で大谷翔平を打席に迎えるが、フルカウントから最後は外角低めのシンカーで空振り三振。
ホームプレートから離れて構える大谷には、外角低めにコントロールされたキレのある球で勝負という、田村龍弘捕手の狙いに応える完璧なボール。ZOZOマリンの強風も味方につけた見事な変化だった。
「1点もやれない場面だったので三振取れて良かったです」と佐々木。同い年の田村との相性については、「(強風に)最初はすごい戸惑うこともあったんですけど、田村がそれを利用して良いリードをしてくれたので助かりました。本当に頼もしいキャッチャーなので勝ちを重ねていけたら良いなと思います」と好感触のようだ。
プロ初勝利を挙げた佐々木にファンからは、「1つでも多く勝って二桁目指してほしいね」「ローテーションを守って新人王と二桁」「序盤は四球が多かったけどハムの拙攻に助けられてる間にノッてきた」「初先発初勝利おめでとうございます! 新人王取れるよう頑張ってください」「94年黄金世代最高のバッテリー」などの声が寄せられている。