【ヒッキーのスポーツながら見】貫き続けた強さ――ウォリアーズ対キャバリアーズのプレイオフファイナル第5、6戦 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ヒッキーのスポーツながら見】貫き続けた強さ――ウォリアーズ対キャバリアーズのプレイオフファイナル第5、6戦

オピニオン コラム
ステファン・カリー(左)とアンドレ・イグドラ(2015年6月16日)
ステファン・カリー(左)とアンドレ・イグドラ(2015年6月16日) 全 8 枚 拡大写真
そして、そのレブロンをディフェンスで封じ込め、オフェンスでも活躍したマルチプレイヤーのイグドラが受賞にふさわしいのは明らかです。スポーツ専門チャンネルESPNの調べによれば、イグドラがフロアに立っていた際のレブロンのフィールドゴール成功率は38%、キャバリアーズの得失点差がマイナス55。反対にイグドラがベンチに下がった際では、レブロンのフィールドゴール成功率は44%に上がり、キャバリアーズの得失点差はプラス30です。

チームの意向でこれほどの能力を持ちながらもシーズン、プレイオフを通じてベンチからの出場にも腐らずチームを支えてきたイグドラ。このファイナルという場で第4戦からスタートで起用され奮闘しました。新旧MVP対決としても注目された今シーズンのNBAファイナルは、レブロンは常人離れした活躍を終始続け、カリーは個人としての爆発力をそれほど見せられなかったものの、自らにディフェンスを集中させてキャバリアーズのディフェンスを崩壊させました。


アンドレ・イグドラ

そんな中、レブロンを抑え、オフェンスでもチームに確かな貢献を見せたイグドラがファイナルMVPを獲得したのです。第4戦でようやくスターたちが活躍すべき舞台が整い、これからはスターの時間と予想した第5戦以降の戦い。爛々と輝くふたつの星のどちらかにファイナルMVPという冠がのろうとしたところに、第4戦からスタメンとなったイグドラが流星のように受賞をかっさらっていきました。結局は彼の存在が、オフェンス、ディフェンスの両面でウォリアーズに勝利を引き寄せました。

【ウォリアーズ対キャバリアーズのプレイオフファイナル第5、6戦 続く】
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《ヒッキー》

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