トップアスリートのみが情報を享受できた時代は終った…「ジンズ ミーム ラン」その4 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

トップアスリートのみが情報を享受できた時代は終った…「ジンズ ミーム ラン」その4

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「JINS MEME」発表会(2015年10月14日)
「JINS MEME」発表会(2015年10月14日) 全 25 枚 拡大写真
メガネメーカーのJINS(ジンズ)は、センシング・アイウエア「JINS MEME(ジンズ ミーム)」を11月5日に発売する予定だ。

ジンズのオフィシャルアプリケーション「JINS MEME RUN(ジンズ ミーム ラン)」の説明が、10月14日の発表会見で行われた。

「ジンズ ミーム ラン」は、スポーツシーンに特化したセンシング・アイウエア「ジンズ ミーム MT」の公式アプリケーションとして開発された。ランニングフォームを可視化し、すべてのランナーを"効率の良い走り方"へと導くことを目標としている。

近年の健康ブームで増加し続けている日本のランニング人口。その数は1000万人にも上るという。裾野が広がり、アイテムやトレーンングメゾットが多様化する中で、ランニングの質を高めたいといったニーズに応えるべく開発された。アプリ企画担当者の一戸晋氏と、慶應大学スポーツ医学研究センター准教授の橋本健史氏が「ジンズ ミーム ラン」の紹介を行った。

●一戸晋さんのコメント
すべての人の日常的な運動をサポートするこのアプリは、ランフォームの可視化を行い、効率の良い走り方に導けるよう開発しています。効率の悪い走り方は、必要以上に体力を消耗させ、ケガの危険性を向上させます。体軸をぶらさない、安定的なフォームが求められます。効率の良い走り方をするには、頭の動きがポイントです。

6軸センサーでフォームの微妙な動きを感知し、音声でフィードバックなども行えます。あとで見返す際に、kmごとに速度のみならず、どのようにブレて走っていたのかをグラフで見返すことができます。従来のランニングアプリはカロリーや飛距離など、「量的」なものを計測することが得意でした。しかしこのアプリが革新的なのは、走りの「質」に特化し、フォームの改善を提案することができるところです。

●橋本健史さんコメント
自分の正確なフォームは従来、大掛かりなモーションキャプチャや高度なビデオ解析など特別な設備や高価な機器を用いなければ知ることができないものでした。一部のトップアスリートや研究者のみが享受できた情報と言えます。これが「ジンズ ミーム ラン」を使えば、誰でも手軽に自己データを手に入れることができる。

6軸センサーで得られたフォ-ムの改善ポイントをトレーニングにフィードバックすることは、パフォーマンスの向上と同時にケガの防止にも貢献します。「ジンズ ミーム 」がスポーツ分野において活躍するフィールドは、今後さらに広がっていくのではないでしょうか」

●フォームの崩れ…「ブレイクポイント」という指標
「ジンズ ミーム ラン」は、ランナーの「フォームの変化」と「ペースの変化」を取得、解析することで、安定して走ることのできる限界距離を導き出し、「ブレイクポイント」という独自指標でアラートする。

ランニング終了後には、ブレイクポイントが発生した時間、場所、原因なども知ることができる。「ブレイクポイント」を発生させないように意識しながらランニングに取り組むことで、安定したフォームに近づくことができる。

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その2 ココロとカラダを可視化するためのキーワード「アタマ年齢」と「カラダ年齢」

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その4 トップアスリートのみが情報を享受できた時代は終った…「ジンズ ミーム ラン」

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その6 「視力が悪くない人もかけるメガネ」という新概念で世界一を目指す

《大日方航》

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