有料ネット動画、利用率が1割超え…衛星放送に迫る勢い
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
この調査は、ニールセンが3月末より販売を開始した「Nielsen Video Contents & Ads Report 2016(ニールセン・ビデオコンテンツアンドアドレポート2016)」をもとに、動画コンテンツの利用状況および動画広告に対して分析した内容となっている。
Nielsen Video Contents & Ads Report 2016は、2016年3月9日~14日にかけて実施され、月1回以上インターネットを利用している日本の15歳以上男女約2,000人から回答を得ている。
それによると、「有料動画視聴サービス」の利用状況(2016年3月時点)を見ると、「レンタルや購入したDVD、ブルーレイ」が圧倒的に多く60%。以下「ケーブルテレビ」22%、「有料衛星放送」17%、「有料インターネット動画」12%という比率を示した。「有料インターネット動画」は、男性・16~34歳の利用率は、すでに2割超ととくに高くなっている。女性でも20~34歳は15%と平均を超えていた。
同社では、ライブ配信型無料サービス『LINELIVE』、無料ネットテレビ局『AbemaTV』なども踏まえ、「動画視聴プラットフォームを提供する企業にとっては、有料モデル、無料モデルの両方を含めた動画市場全体のなかで、新規ユーザー獲得や離反防止を図っていくために、どういった料金体系や広告出稿方法、コンテンツラインナップの組合せが良いのか、ユーザーのニーズに合わせたサービスの最適化が重要でしょう」と予測している。
なお動画広告については、「数秒後にスキップできる広告」「バナー枠で表示される動画広告」「質の高い番組を無料で見ることができるが、スキップできない広告」が、「表示されても良い広告」の上位を占めている。
有料ネット動画、利用率が1割超え……衛星放送に迫る勢い
《赤坂薫@RBBTODAY》
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