【THE REAL】ハリルジャパンとプラチナ世代の元気印、DF昌子源を成長させる“未知との遭遇”
オピニオン
コラム

■「化け物と戦っているようなかんじ」に楽しさを見出す
左サイドへ抜け出した中国代表FWガオリンへロングパスが通り、追走してきた右サイドバックの西大伍を切り返しでかわした直後だった。それまで昌子がマークしていたFWエウケソンが突然、視界から消えた。
元ブラジル代表の肩書を持つ25歳のエウケソンは、時計と逆回りの弧を描きながら昌子の死角へ巧みに侵入。ガオリンが放ったクロスを昌子がクリアする体勢に入った瞬間に、右側からいきなり姿を現した。
虚を突かれ、体勢を崩した昌子をあざ笑うかのように、エウケソンが伸ばしてきた左足は確実にボールをとらえる。駆け引きで後手を踏み、完璧に決められた同点ゴール。昌子はただただ脱帽するしかなかった。
「正直言うと、僕が先にボールに触れると確信に近いものがあった。ボールを持っていないときは守備も何もしない選手だけど、サボっているように見えて僕たちの背後をずっと狙っている。エウケソン選手から見れば、僕は隙だらけだったんでしょうね。足を蹴られたし、踏みつけられたし、腕も引っ張られた。本当にいろいろな駆け引きを仕掛けてきた。化け物と戦っているような感じでしたけど、楽しさすら感じていた」
バヒド・ハリルホジッチ新監督のもとで招集された新生日本代表で、いい意味でのカルチャーショックを受けた。182cm、74kgのサイズを生かした空中戦でも強さを発揮する昌子だが、最大の武器は洞察力を生かしたカバーリング能力にあると自負していた。
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《藤江直人》
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