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【THE REAL】ハリルジャパンとプラチナ世代の元気印、DF昌子源を成長させる“未知との遭遇”

オピニオン コラム
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images 全 4 枚 拡大写真

■笑顔の裏にある覚悟、次の一歩

22歳にしてキャプテンを務める同期のMF柴崎岳とともに、新生アントラーズを象徴する存在となった今シーズン。先発フル出場を果たし、待望の日本代表デビューを果たした3月31日のウズベキスタン代表戦で感じた「もっと自分の能力を出せた」という思いは、広州恒大戦を経てますます強くなった。

「それまで抑えていても、あのワンプレーでゴールを決められているようでは未熟。エウケソン選手の動きについていけない自分は、まだまだ世界では通用しないと痛感させられた。今日のようなプレーをしていたら、代表に選ばれ続けるのも難しい。試合に勝ったことで、結果論としては『いい勉強になった』と言えるけど、同じ形では一生やられないようにしないと」

ウズベキスタン代表戦では、途中出場した「プラチナ世代」の柴崎と宇佐美がそれぞれゴールを決めた。同じく1992年生まれの日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたというニュースもメディアを騒がせた。

「1992年組とは言われているけど、僕は一歩も二歩も置いていかれている。ちょっとでも差を詰められるように頑張っていかないと」

エウケソンにゴールを許した数秒後に、昌子は自らを鼓舞するように笑顔まじりで立ち上がった。いわゆる“未知との遭遇”に、これからも打ちのめされることがあるだろう。それでも、ショックを真正面から受け止め、さらに上のステージを目指すエネルギーに変えるたくましさが昌子の体には脈打っている。
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《藤江直人》

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