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【THE REAL】ハリルジャパンとプラチナ世代の元気印、DF昌子源を成長させる“未知との遭遇”

オピニオン コラム
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images 全 4 枚 拡大写真

■ピッチの上では「人格を変える」

昨シーズンのアントラーズでは186cm、77kgと昌子を上回るサイズと、小学生時代にテコンドーで全国3位になったフィジカルの強さを誇る高卒2年目の植田直通とセンターバックコンビを結成。植田が相手をまず潰しにいき、昌子がフォローする役割分担でリーグ3位に食い込んだチームを下支えした。

しかし、ハリルホジッチ監督は国内組の守備、特に球際での攻防を一刀両断に斬り捨てた。海外組と国内組に分けられて、大分市内での合宿中に実施されたグループ面談。昌子は指揮官から放たれた厳しい言葉を、「君たちならもっと成長できる」というメッセージとして受け止めた。

「相手をリスペクトしすぎていると言われました。優しく当たりにいって、逆に相手にひじ打ちを食らっていると。試合中は常に強気でプレーして、激しくいきすぎたら試合後に謝ればいいとも。ピッチの上に立てば、それこそ人格を変えてプレーしていくしかないと思いました」

【次ページ 這い上がってきた昌子の苦闘と活路】

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《藤江直人》

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